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どんぐり屋根の美術館(掛川市ねむの木村を訪ねて)

新年明けましておめでとうございます

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今回、例年よりも早めに愛知の実家へ帰省できた為、高速道路での往来途中、
静岡の様々な場所に立寄る事ができました。

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写真は1軒目の訪問先:掛川市の北中部にあるねむの木村の『ねむの木美術館』です。

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東名高速ICを降り、市街地を抜け、山間の道路を抜けた先にこの場所がありました。

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受付を済ませ、裏庭に出ると

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低い屋根のエントランスがありました。

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内部は、残念ながら撮影禁止でしたので屋外庭に戻りました

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そこで、

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足元に軒ドイがあるため、エッジに丸みがあるのを見つけたり

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どんぐりのような屋根形状の板金詳細や

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雨仕舞の詳細に魅せられたりしました。

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ところで、、、、この美術館に行く道中ですが、、、

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白鳥や鴨の居る池(桜木池)の前を通過しましたが、

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池の向かいには、芥川賞作家:吉行淳之介の文学館がありました。

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ねむの木学園の創立者:宮城まり子さんと交遊のあったことで建設されたようです。

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建物は平屋でしたが、ピアノのあるホワイエや立ち席のお茶用の広間、
離れの茶室や収蔵庫らしき別棟もあり、とても贅沢な造りとなっていました。

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こちらも内観の写真撮影はかないませんでしたが、
書斎が、南面の中庭に面したホールに再現されていた空間をはじめ、生原稿や手紙の展示などもとても魅力満載でした。

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ねむの木村は、山間の自然に恵まれた村というだけでなく、生活文化の密度がとても濃い場所(地域)と痛感しました。
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2018-01-03 : 建築 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

M.ONO

Author:M.ONO
小野雅之(おのまさゆき)
横浜市在住
愛知県出身
1969年生まれ
一級建築士

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