調査機材について(その3)

今回は、電子機器の調査機材をご紹介します。

写真は、超音波診断器です。
以前ご紹介したレジストグラフと同じく、木材内部の劣化状況を計る診断機器ですが

木材内部で劣化による空隙が発生していると、超音波が伝わる時間が変わるため
劣化している事が判別できるというものですが、材種密度や水分量などによって計測値は
一定でない事もあり、一定の経験が必要な機材です。

一方、こちらは、レーザー距離計です。

写真は、室内の内法寸法を計っている状況ですが、建物の軒高さや、床下小屋裏の奥までの距離など、容易に寄り付く事が難しい場所までの距離計測する場面で活躍します。
いずれも本格的な詳細調査で活躍する貴重なアイテムです。
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