
調査機材として、今回は、木造の劣化診断で必須の「マイナスドライバー」をご説明します。

小屋裏の調査でも、小型で手軽に持ち運びできるツールですので、腰袋には、必ず入れていきます。

木造では、木部の表面を、皮膚感覚で、認識することが基本と考えています。

ドライバーのサイズは、刃先が、幅3mm程度の小型のもので、木部表面をゆっくり押します。

その結果、こちらの屋根材の端部には水しみがありますが、劣化していないことがわかりました。

一方、こちらは、材の裏側が腐朽欠損している材でしたので、突き刺さってしまいました。
マイナスドライバーは、木造の劣化の判別に欠かせない、基本ツールと考えています。
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