調査機材について(その1)

コロナ禍も3年目に入り、その影響が長引いている事で、
住まいの居心地や性能について気にされる方が増えたと思います。
中には、切実な相談も少なくありません。

そこで、私が調査に用いる機材を紹介しておきたいと思います。
こちらの写真は、レジストグラフというドイツ製の機材で、木材内部の劣化状況をモニターするものです。

一方こちらは、床下のコンクリート基礎が、鉄筋入りかどうかを判別する機材です。

同じ床下でも、こちらは、木材の水分含有率を確認するものです。

水分計には様々なタイプがありますが、私は、材の表面内部40mm程度まで計測できるものを使用します。

あと、忘れては行けないのが、温湿度計です。
外部環境としての屋外と室内はもちろん、
床下や小屋裏も可能なかぎり、数カ所計測します。調査日がどんな天候で、場所によって、計測値がどのくらい異なっていたか記録し、判断の材料にしています。
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