建物探訪(左官屋さんの家)
材木屋さん訪問

先日、調査の帰りに、静岡の材木屋さんを訪問しました。

ここは、その昔、板材を確保するため樹木間を広めにとって植林した場所で、山の管理が代々受け継がれている貴重な地域ですが、写真のように目の整った大きな材がとれます。

一方、こちらのように、中には目がいきとどかず、節だらけの材もあるようで、山の管理の難しさがわかります。

こちらは、丸太を製材したあとのヘリの部分で、割り箸の素材になるとのことでした。

材木は、水分が多いと腐り易いため、建物の素材とするために乾燥させる必要がありますが、この材木屋さんは、自然乾燥を大規模に行っていました。

こちらは、梁材の乾燥始めたばかりのもので、

こちらが梁材の乾燥後のものですが、明らかに色が異なります。

こちらは、自然乾燥がほぼおわった土台材です。いずれも、とても締まった良い材であることが実感できました。
掛川市生涯学習センター(北池公園)を訪ねて

今年の秋は、地方の調査出張が重なりましたが、この写真は、掛川の調査で立ち寄った生涯学習センターです。

この施設は、元々調整池だった場所に作られたものとのことですが、コンクリートブロックをあしらった外観がとても印象的でした。

ブロックは孔が空いたままで、屋内の上部は外気とつながっていて、半屋外となっていました。

この真ん中に、鉄骨の骨組みで組んだ透明波板のドーム屋根がありまして、

この日は、イベントが開催され、出入り自由な展示空間となっていました。

周辺は公園や駐車場になっていて、制服の学生が目立ちました。

後でわかったのですが、ホールで発表会があったようです。

こちらは、すっかり紅葉していて、シダレヤナギの花火を見ているようでした。
今年の秋の調査出張は、ここで締めでした。