建物探訪(西御門サローネ)

先日伺った鎌倉の洋館(西御門サローネ:旧里見弴邸)についてです。
この建物は、大正末期の建築で、作家自ら設計した住まいということでした。

近所に住む知人建築家から伺っていたのですが、月曜日だけ入館できるとのことで行って来ました。

エントランスロビーから、すぐ暖炉のある応接室があり、サンルームから庭を眺められる配置でした。

家具の脚もオブジェのように存在感があります。

ロビーに戻ると、2階に上がる折り返し階段があり、

視線が奥へ奥へ誘われます。

2階は立ち入り禁止な為、振り返って階段踊り場から離れの廊下に向かうと

茶室の待ち合いスペースがありました。

隣は、炉のある茶室となっていまして

茶室に面した縁側には、薄ガラスの木製建具で屋外と仕切ってあり、微妙にゆがんだ風景を見る事を出来ました。

全体にモダンな印象を与えているデザインの象徴がこの窓です。
近代建築の巨匠アメリカ建築家:フランク・ロイド・ライトの影響が、当時、国内一般にも浸透していた証と言われているようです。

今回は寒い時期でしたが、また暖かくなったら再来したいと思います。
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地鎮祭でのこと
生演奏を聞く

先日、JR田町駅のペデストリアンデッキ(歩行者通行広場)で、見かけたジャズ演奏の風景です。
平日の夕方ですが、勤めを終えた方達が足をとめて聞き入っていました。

こちらは、横浜市主催のシンポジウムの前座であった地元オーケストラの演奏です。
第三の男、横浜市歌、地元生まれの歌姫:美空ひばりのなつかしいメロデイーを奏でてくれました。
生演奏といえば思い出すのが、次の映像です。
Som Sabadell flashmob - BANCO SABADELL
既存町並みになぞらえた欧州の音楽文化や風習を紹介するものだとおもいますが、楽器にうとい自分でも、どこか演奏の魅力がわかる気がしました。
12月に入りまして、クリスマスが近づきますと、いろいろな場面で生の演奏を聞く機会がありそうです。
足早に素通りするのではなく、たちどまってと聞いていくゆとりを持ちたいと思います。