夜の歌舞伎座
西多摩地方の残雪
新井薬師
杉板のワックス塗り

昨年末、帰省を兼ねて、実家の30mm杉材の床フローリングに、蜜蝋ワックスの塗布を行いました。

この杉床は、2年前の改修工事の際、段差解消と足元の温熱改善として、縁側の既存床板に上張りしたものです。

改修当初は、杉板の素地の肌障りもよいということで、仕上げ塗装は保留にしていました。
しかし、昨年より洗濯などで少しずつ落ちる水シミなどが、目立つ状況にもなっていました。

そこで、ワックスの塗装前に、まず布ペーパーで表面処理を行いますと、表層が少し白ぼけてきました。

その後、3名程で一気に、ぼろ布や軍手でわさわさと小1時間程塗りました。
徐々に、光沢のある飴色になってきまして、、、素材の細やかでメリハリのある木目がとても際立って、味のある床に生まれ変わりました。